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2009年11月25日 (水) | Edit |
寒くなって来ましたので
最近はホットワイン  を楽しんでおります。

基本、読書中の飲み食いはしない方ですが、足元が冷える時などは
温かい飲み物と犬のお腹の下に足を差し込んで(酷ッ)暖をとっております。

さて、本日コミコミ書店より本がドサッと到着
どの新刊を読もうかな~~~と物色して手にしたのが中原一也さん!

『闇を喰らう獣』

どこかで、目にした事があるようなタイトルですね~~

このタイトルは?中身を現すのにハズしてはいないのだけど・・・・
何か違うような気がするんですよねー。


闇を喰らう獣 (二見シャレード文庫 な)闇を喰らう獣 (二見シャレード文庫 な)
(2009/11/20)
中原 一也

商品詳細を見る


STORY

「俺のところへ来い。可愛がってやるぞ」艶のある声が今夜も槙を誘う――
クールな美貌のバーテンダー・槙に
引き抜きを持ちかけたのは、危険な香りを漂わせる緋龍会の幹部・綾瀬だった。
欲望を湛えた眼差し、闇に潜む獣を思わせる綾瀬に、いけないと思いつつも心乱される槙。
しかし綾瀬の逆鱗に触れた槙は、屈辱に濡らされ、凄絶な快楽でその奥に潜む劣情を暴かれてしまい……。
書き下ろしは、マル暴の刑事・黒土×槙の腹違いの弟・烈の『コンプレックス』。

帯文

お前の可愛い声を聞かせろ

バーテンダーの槙に引き抜きの話を持ちかけてきたのは、
店で一際目を引く客、緋龍会の幹部・綾瀬だった。
男を引きつける己を自覚し、毅然と生きてきた槙だが…




本書には2つのお話がありまして

・闇を喰らう獣  慎(兄)×綾瀬(ヤクザ幹部)
・コンプレックス 烈(弟)×黒土(刑事)

内容的には繋がってます。

著者:中原さんの【あとがき】によりますと
今回書きたかったのは、
お互いを大好きな兄弟と、
その兄弟に一人ずつ攻さんがくっついてるお話・・・・

という事で
ネタバレてもいいわよ~んという方は続きからドウゾ whitelong4.gif
桐生慎(きりゅうしん)27歳
職業:バーテンダー

襟足をきっちり揃えた癖のない黒髪は艶やかで、
切れ長の目が持つ鋭さは近寄り難い雰囲気を漂わせ
整った顔立ちは人形のようだと形容される事も多い。

慎には腹違いの弟がいる。烈(れつ)27歳
(慎の父が母の妹を孕ませた子供)
定職に就かずアルバイトをしながら小説を書き続けている。

誕生日が二ヶ月違いの同い歳。
烈の母が他界した16歳の時から一緒に暮らし始めた。
自由奔放で人懐っこい性格は慎とは正反対だが
顔は良く似てて比較されたり興味の対称となる事があった。

慎は烈の事が気に入っていた。
ただ・・・・烈が同性しか愛せない事を除いては。

慎という人物は男を惹きつける魅力があるようです。
バーテンダーとして働いてる店にヤクザだけどイイ男『綾瀬』が現れて
執着され、「俺の店に来い」とか「俺のモノになれ」というのは
それほど、目新しいシチュではありません。

弟の『烈』が登場して来る事で、
弟と綾瀬が絡み慎を嫉妬させながらも懐柔のライン?
と、思えば・・・・・

この弟、兄の慎が好きで、
自分はネコだけど、兄になら突っ込んで見たい 
・・・などと暴言吐いてるじゃありませんか。


「俺、感じたんだ。セックスしてるところ兄貴に見られて。」

綾瀬が兄貴を口説くのに
「成功したら、自分も交ぜて、二人で兄貴のこと犯そう。
兄貴が泣くところって、ちょっと見てみたいんだ。」
などと・・・・・ヤクザの綾瀬に言っております。

実際、3Pしちゃいます。

「冷たくしたら、烈をシャブ漬けにして売り飛ばすぞ」と
綾瀬に言われては慎も無碍には出来ず、綾瀬のマンションに連れて行かれます。

綾瀬を目の敵にしてるマル暴の刑事『黒土』が慎に盗聴器を持たせ
綾瀬の部屋に取り付けるよう頼まれた事が、綾瀬に発覚し
薬を飲まされ、さんざん犯される。

そこで、綾瀬は電話で烈を呼び出し烈の願いを実現しちゃいます。


男に抱かれる事しか知らない烈が綾瀬にそそのかされ、
自分の兄に欲望を向けてしまう。
でも、この事を烈は後からとても後悔してしまう。

慎にとっては、刺激的な一夜を過ごした事で
感情とはうらはらに綾瀬の事が忘れられない。

綾瀬と烈がちょくちょく会っている事を知り嫉妬したり
振り回されてます。

烈は烈で、兄貴にあんな事をしてしまって、会いに行く事も出来ず
ふらふらしていた所を黒土に保護され、部屋に居候させてもらう。

黒土は烈と慎に話をさせ、慎は烈が後悔してる事をしり
許してあげます。(イイ兄貴だ~)

一方、綾瀬の組がゴタゴタを抱え、腹に銃弾を受け
入院先へ慎がお見舞いに行くと、銃声が聞こえ
慎も巻き込まれてしまいます。

「ったく、逃げろと・・・・言っただろうが」
「・・・・・・・綾瀬さん」
「どうして、逃げない」
「あ、あなたに助けられたら、後で何を要求されるか・・・・・わかりませんから」

「ああ。何を要求してやろうか、楽しみだ。」

警官が駆けつけ、事件から一ヶ月

綾瀬に無理矢理、店を辞めさせられ
慎は綾瀬の店でバーテンをやっている。

黒土が手帖をかざして店にやってくるのを綾瀬は面白くおもってない。

敵対してる二人ですが、
立場を除けば、もしかして、凄く気の合う黒土と綾瀬なのではないでしょうか?
似たもの同士という事で・・・・・・




コンプレックスは弟、烈の視点で展開していきます。

烈はいつもトラブルを起こしてしまう。
ゲイである事を隠してない事もあるが虐められる素質はあると自覚してる。

仕事がクビになった所へ黒土が現れ説教されてしまう。

「もう俺に構うなよ」
「そういうわけにはいかねぇんだよ」
「なんで?兄貴に俺のこと頼まれた?」
「まぁ、そんなところだ」

兄の慎は烈にとって憧れでもあり、コンプレックスでもある。
大好きだが、同時に大嫌い
烈の中に「嫉妬」という醜い部分を露出させてくれる存在だ。

過去付き合っていたカレシが慎に心変わりした事は何度もある。

再び黒土の家に居候する事になった烈

黒土には兄を抱いてしまった事も打ち明けている。
なんだ、かんだ言いながらも烈は黒土に心許してますね。
彼の器がそうさせるのでしょうか。

黒土は烈の居候をカラダで払えと言って
発酵しつつありそうな下着の洗濯や食事の用意などをやらせる。

そして、ここが、この本書でヒカルが一番好きなシーン

「もしかして、俺に奥さんになって欲しいんだったりしてー。夜の営みの方も・・・・、なんて迫ってくるんじゃねぇの~?」

「阿呆。俺はガチガチのヘテロだよ。お前さんがどんなに男にモテようが、
俺の賢息はお辞儀をしたまんまだ。お前なんぞに惑わされるか」

「なんだよ、賢息って」

「ここぞという時に役立つ立派な息子のことだ。昼間は実直に頭を垂れて、夜、目の前に仕留めるべき獲物が現れた時は、鎌首もたげて颯爽と飛びかかる有能なハンターになるんだよ。
・・・・・・・見たいなら見せてやってもいいが」

「見たくねぇよ!」

自分のイチモツをここまで絶賛する男もめずらしい。

何が『有能なハンター』だ・・・・・・・

心底呆れた烈は黒土が嫌がる顔が見たくなり、
ご飯をイチモツの形に整形して出してやった。

どれだけのご飯を盛って作ったのでしょうか・・・・
石原さんのイラで、このシーン見たかったな。

黒土のマンションで暮らし、居心地の良さを感じてはいるが
烈は黒土の口から語られる慎に嫉妬してしまいます。

烈のコンプレックスを癒して行く黒土は

「お前のいいところは、ーーーーーない!」

「ーーーーひでーっ!」

「いいところがないのが、お前のいいところだ」

口先だけじゃなく、ちゃんと烈を見てくれる黒土

でも、ヘテロだとイイながら黒土が惚れているのは兄の方なのだ。
わかっちゃいるが、黒土の顔は頭の中から消えてくれない。


野崎という小説を書いてるネットのコミュニティで知り合った男に声をかけられた。
野崎は5年前にデビューして順調に来ている。

野崎が担当を紹介してくれて、烈の小説を読んでくれる事になった。

その間、野崎に躰を触られたり、黒土を煽ったはずが、逆に組み敷かれてイカされたりして、
烈は黒土の部屋を出ていきます。

編集に渡した原稿の件はのらりくらりとかわされて、
ある日烈の作品は野崎に盗作された事を知ってしまう。

自分の作品を盗まれた悔しさはあれど、自分の力のなさを見せつけられて屈辱だった。
自分の作品を元に、自分では書き上げることができない作品に昇華されていることが、烈のプライドをずたずたに引き裂いた。

一人で酒を飲みに行き
知らない男とホテルへ入り
暴行を受け病院に運ばれた烈を迎えに来たのは黒土だった。

ヘテロに拘った俺が悪いと・・・・黒土は烈に想いを伝える。

「慎にいつまでもコンプレックスを抱いているのは綾瀬の野郎が好きだからじゃねぇのか?」

何故、黒土は綾瀬に嫉妬してる?

「本当に俺が好きなのかよ?」

お互い、相手を誤解してた。なんて遠回りをしたんだろう。

激しく愛し合う二人

「もうギブアップか?」

「も、十分だろ」

「俺の性欲を舐めるなよ」

すっかりその気になった黒土

一月後、

黒土と喫茶店を出る時、そこに野崎の姿を見つけ
黒土は水の入ったピッチャーを野崎にぶちまける、カッコイイ姿を見せてくれた。

こ~んな内容でした。

黒土の方が綾瀬よりヤクザぽい気がします。

兄の存在に強いコンプレックスを感じてた烈
そんな烈だからこそ、小説を書く事を選んだのでしょうね。
黒土は烈にとってプラスの刺激を与えてくれるいい恋人になりそうです。

慎は、プライドが高く、素直に気持ちを表現出来ないのですが
綾瀬が、強引を装い慎をどんどん気持ちよく懐柔して行くような気がします。

兄弟それぞれ、正反対の性質のようですが、
実は似た男を選んでいるのかも・・・・。

心残りはイチモツご飯・・・・・。
え?自分で作って見たらって? ( ̄▽ ̄;)

本日はこれにて!

コメント
この記事へのコメント
楽しみ~
hikaruさま、こんにちは~。

私も買いました!まだ未読ですが・・・。
小説を読んでいると時々、どうしてこのシーンの挿絵がないの?
と思うときがあります。

今回も、あとがきの隅っこにでも
『イチモツご飯』のイラストがあったら、
売上がさらに伸びたかもしれないのに(爆)

読むのが楽しみになりました!
ありがとうございますe-266
2009/11/26(Thu) 15:29 | URL  | ちゃちゃ #xKBBgf2k[ 編集]
イチモツご飯
ちゃちゃ様 

こんばんわ~ v-344

今回も、あとがきの隅っこにでも
『イチモツご飯』のイラストがあったら、
売上がさらに伸びたかもしれないのに(爆)


本当にそうですね~。帯に走り書きみたいな
イラストでも良かったのにね。e-149

大和名瀬さんなら、絶対書いてたと思う(笑)

イラストの効果て凄く大事ですよね。(*^_^*)

絵がある事で文字に隠れた部分が伝わって来たりします。

コメントありがとうございました~v-286
2009/11/27(Fri) 00:04 | URL  | hikaru #-[ 編集]
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