FC2ブログ
--年--月--日 (--) | Edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009年05月27日 (水) | Edit |
狼伯爵と記憶シリーズから久し振りに読んだ剛しいらさんの本です。
本日の感想はこれ
騙す躰 奪う心 (ショコラノベルス・ハイパー)騙す躰 奪う心 (ショコラノベルス・ハイパー)
(2009/02/10)
剛 しいら

商品詳細を見る


STORY
男とも寝られる特殊任務要員アンは、ヤクザに上陸されるのを嫌がっているニューヨークの大きな組織からの依頼で、新しい任務に就く。それは、ニューヨークの不動産を購入しようとしている、中江コーポレーション社長の中江晄三とヤクザとの繋がりを示す決定的な証拠を手に入れること。アンは飯島聖士と名乗り、フィスト不動産の営業社員として中江を堕とすために近づいた。だが、自分と同じ匂いのする中江に体が甘く疼いてしまい―――男たちの淫らで危険な駆け引き。


大ベテランの作家さんです。

大柄な白人男性が手足を拘束具で固定され四つん這いになって呻いてる。
その上にはすらりとした肢体の小さなTバックだけの若い男。
「豚野郎!どうだ、もっときついほうが嬉しいか。だったらいい声で啼いてみろ」

冒頭からコレですからねー。素敵だ!剛しいら先生 hakusyu.gif

                         
もうヒカルの頭ン中ではSとMの文字がくるくる回りだして
掃除機のゴミの如くズオーーーーツと吸い込まれて行きました。(*`θ´*)

主人公はある組織の一員でコードネーム「アン」と呼ばれてます。

父は生まれた時からいない
母は14歳の時にマフィアの抗争に巻き込まれて死亡
母の無惨な遺体を目にした時から女性に愛情を抱けなくなった。

母の死後、母の残したわずかな遺産を狙う義母と寝室に引きずり込もうとする義父に引き取られるが、家にいるのが嫌で悪い連中と連むようになる。

17歳の時、事件絡みで警察に連れて行かれ、そこでボーナムという男に会う。
諜報と殺人のプロ組織に誘われ、名前を凍結し、戸籍を消し、組織の一員になるために訓練所で銃、ナイフ、武器の使用、格闘技、夜は大学生並の勉強を強いられた。

父親のように慕っていたボーナムから、優秀ではあるが冷酷になりきれないため暗殺者不向きと言われセックス要員になる。

天使のように美しい外見で相手を誑し込み情報を引き出す・・・・それがコードネーム「アン」に与えられた役柄だった。

reading02.gifそこで、アンは訓練所にいる教官全員とセックス要員になるべく修業をするんですね。(///∇///)

さて、アンに与えられた任務は
ニューヨークの不動産を購入しようとしている、中江コーポレーション社長の中江晄三とヤクザとの繋がりを示す決定的な証拠を手に入れること。

アンは『飯島聖士』という男になりすまし、不動産会社の営業マンとして中江に接触する。
日本からやって来た中江に自分と同じ匂いを感じた聖士は中江の事を「最上級の獲物」と意識した。

聖士にとって、中江はモロ好みだったようです。無自覚に一目惚れしてたんでしょうね。

どうにか会話の糸口を掴み、モーションかけて自分の部屋に誘い出す。
中江に「「やらせて」と迫ったが、フェラのテクニックが役に立たない。
逆にテーブルに押しつけられていいように蹂躙され、中江を墜とすつもりが自分の方が墜とされそうになる。
聖士の中に生まれた混乱・・・・奮起して再び中江を待ち伏せして
「一目惚れだ。あなたの何もかも教えて」と告げれば、中江から「日本に遊びに来ないか」と誘われ
聖士は中江と一緒に日本へ向かう。

日本へ向かうプライベートジェット機の中で、中江の過去を聞かされ聖士は自分と似た境遇で育てられた事を知る。

日本に到着し、中江の部屋で中江は自分の正体を聖士に曝します。
聖士の正体も気付かれていて、部屋に監禁される。

何日か中江と過ごし

正体がバレても狼狽しないし泣きもしない。命乞いもしない腹の据わった度胸のあるやつがあんな組織にいてはいつか犬死にする。
忠誠を誓う相手がいないなら、俺のものにならないか

と簡単に中江は誘うが組織は簡単に足ヌケ出来る世界じゃない。

中江は聖士を側に置いておきたい、必要としてる
聖士も中江と過ごすうちに強く惹かれていきます。

一緒に過ごすようになって10日ほどたった時

聖士の勤めてるニューヨークの会社から迎えが来る。実は組織からの迎え。

このまま、別れたら、二度と逢えないかも知れない・・・・

組織はセックス要員として聖士を必要としたが、中江は裏で国際外交をする秘書として俺の側にいろと言う・・・自分を認めてくれる言葉に心を決めた聖士は中江から情報をもらって迎えに来た人間の元へ。

そこに待っていた組織の人間は
ボーナムだった。

組織を引退したはずのボーナムが何故???
暗殺は無理だ、と自分に言ったボーナムが「中江を殺して来い」と聖士に銃を握らせる。

中江から渡された情報を信用しないボーナム
その情報が本当だったら、中江は組織にとって莫大な利益を投じるビジネスパートナーだ。


ボーナムの矛盾に気付き
組織と連絡をとりボーナムの単独行動を排除し中江は無事聖士を手に入れる。

こ~んな、感じです。

この小説の面白かった所は二人の背景にある組織の存在ですね。

中江が自分の事を「忍者だ」と言っております。
忍びですよ!忍び!
自分じゃないあらゆる存在になる事を強制され、任務を遂行する。
ナルトで忍びは里の道具だ・・とか言っておりました。

聖士はきっとあのまま組織にいたら壊れてしまったと思います。
中江と出会って、存在の必要を感じ自分を取り戻せて良かったです。



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。