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2009年09月05日 (土) | Edit |
到着しました。 tt8.gif よっしゃぁあ~~~~


ドラマCDシリーズ購入応募特典
オリジナル番外編小冊子

 ~  夜  警  ~ FB 夜警2_convert_20090904155917

お楽しみは忘れた頃やってクル~ 05.gif


お話は、女王の道化カイトがウォルシンガムに収監された頃の時

ビセンテ視点 ナイジェル視点、ジェフリー視点の順に展開します。

ではでは、ネタバレ 了解頂ける方のみ宜しくお願いします。


  
 
「確かめてきやしたぜ、旦那」

暗闇から小狡そうな男が姿を現す。

「道化の坊やが収監されてるのは、あそこだそうで」

男が指し示す窓には外からも破れそうもない堅牢な格子

探し求めた赤毛の少年はそこにいる。

ビセンテに情報を渡した男は報酬の銀貨を受け取ったが
立ち去る気配はない。

「あんたの言葉にゃ外国人らしい訛りはねえ。でも、
スペイン人でしょ。?
スペイン人っていや秘書長官ウォルシンガム殿に何度も煮え湯を飲ませた凄腕の工作員で、その首にかなりの懸賞金がかかっている。確か名前は・・・・・」

「幾らだ?」

「五十ポンド」

「貴様の口を封じるためには、それ以上の金子が必要になるわけか」

「物分かりが早くて助かるよ、旦那」

欲を出し脅迫して来るような男をビセンテは信用するわけがない。

男はビセンテの剣であっけなく命を奪われる

カイトの監房の真下で起こった殺人に勘のいいウォルシンガムなら
ビセンテの存在を感知してしまう恐れがある。

ビセンテはひと目につかぬよう協力者ニューマンの待つ宿に向かった。

ニューマンが隠れ家としたのは「金雀枝亭」
同性愛者向けの淫売宿だった。

二階へ行こうとするとビセンテに声をかけたのはシリル

シリルは芝居小屋で娘役をやる役者

この界隈には珍しいほど綺麗な子だが、容姿ほど心根が幼くないことは艶めいた目を見ればあきらかだ。
すでに男の欲望にまみれ、自らもそれを弄ぶことに慣れている。

傲慢なシリルの誘いを退けた事で

ニューマンからひと目につくと言われ隠れ家を出る。

シリルにビセンテの顔を覚えられてしまったが
名の通った者を殺せば騒ぎが大きくなる

怖いもの知らずのシリルは自分がどれほど死に近づいていたのか知る事はないだろう

ニューマンと先ほど殺害した情報屋の亡骸を始末したあと

ビセンテはカイトの監房を見ながら

「出入りの業者になりすまして、潜入することはできないか?」
とニューマンに告げるが

焦ってはいけないと、窘められる。

監房にはすでに間諜アーデンを潜り込ませている。

カイトの監房を見あげ、出来ればずっと見守っていたい。
だが、カイト同様ウォルシンガムを敵に持つビセンテにそんな自由はない

ビセンテの思いって重いし強いし、一途。
不思議な出会いをした事から、ビセンテはカイトをスペインへ連れ帰る任務を受けるが
その気持ちはもうとうに任務を越えて『愛』です。

カイトと出会って一番影響を受けたのは
もしかしたらビセンテなのかも知れません。






豪奢なドレイク邸にて

監房から解放され高熱を出していたカイトがようやく落ちついて眠る側では
ナイジェルが付き添っていた。

短くなった蝋燭を見ながら夢にうなされるカイトに
声をかけ髪をなでるナイジェル

次から次と襲いかかる厄災に苦しめられてきた少年を慰めたい

蝋燭を取り替える時

息を吹きかけて消化すると煙が立ちこめたり蝋の臭いが強くなる事を思い出し

カイトの安眠を妨げてはいけないと
唾液で濡れた指で芯を摘む事にしたナイジェルは根元に溜まっていた蝋に指を突っ込んでしまった。

苦痛の声を必死に飲み込む

火傷を負った指を口に銜え、静かな寝息を立てている少年を見る

愛する者の前で、間が抜けた姿を晒さずに済んで幸いだ。

自制はしているけど、ふと気づけば、カイトに触れてしまっている。
無意識のうちに手が伸びてしまうのだ。

己れを抑制できない。良識がどこかへ吹き飛んでしまう。我ながら、途方に暮れるが・・・・

意思の強さを何よりも長所としてきたナイジェルには愕然とせざるを得ない事態だ。

カイトには申し訳ないと思う一方で
彼の温もりを感じられることが嬉しくてたまらない。

ナイジェルは身を屈めると額に羽が舞い降りるような口づけを落とした。

昔、ジェフリーが肩を抱いたり頬にキスしてきたり、何故そんな行為をしたがるのか、
理解できずにいた。カイトと出会うまでは。
おそらく、陽気な幼なじみはナイジェルに恋をしていたのだろう。
真意を打ち明けなかったのは、友情が壊れてしまうのを恐れていたからなのだ。

俺の鈍さを恨みに思っていたのだろうか。それとも俺みたいに一抹の寂しさを感じつつ
これでいいと自分にいい聞かせていたのか

カイトへの愛情が深まれば深まるほど、報われないことへの苦しみが増していく

「おまえが好きだ・・・・・」

カイトが起きているときには決して口にすることが出来ない言葉

早く目覚めてもらいたい。

だが、起きてしまえば、彼は手の届かない人に

(ああ、本当に俺のものだったなら)

胸の痛みが強くなる。
それも愛する者から与えられるものだと思えば、甘んじて受け入れる。


おおおおおおお~~~~ナイジェル~~~~~健気だ!

カイトの側でオロオロして看病してるナイジェルが可愛いですね。

『額に羽が舞い降りるような口づけを』って、触れるか触れないか?
イヤーモーどうせなら、ぶちゅ~~~~て 寝てるんだから!(悪の囁き)
バレたら、バレたで後でジェフリーに一発殴られてもソンは無いと・・・・
て、思うけどナイジェルはカイトの信頼を裏切れないよね。

カイトを愛する事で過去のジェフリーが自分に抱いていた想いに気づき
報われない愛のせつなさと向き合うナイジェル

近くにいるのに触れられないし、だからといって
報われない愛に背を向ける事も出来ない
自分に真面目で正直な男です。





心配性のナイジェルはカイトの側にいるためならば平気で食事を抜く
親友の身を心配したジェフリーはドレイクの料理人に
鶏の焼き肉入りパンを作らせた。



「懐かしい味だ。おまえと港で買い食いをしていた頃を思い出す」

プリマスの港湾関係者は屋台で出されるその一品を熱烈に愛してる。

好きに使える金が少なかったので一つだけ買って二人で分けていた。

美味しそうな匂いに誘われて

「いい匂い・・・・・」とカイトが目覚める

ナイジェルのパンを見て

「それ、美味しそう。挟んでいるのは何?」

「鶏肉・・・・・・だと思う」

カイトに気を取られるあまり、
ナイジェルは食べているものの味も判らなくなっていたらしい。

「チキン・・・・アア。けんたノちきん・ふぃれ・さんどガ、クイテー」
ジパングの言葉で呟いたカイトのお腹が鳴った。

カイトのために同じモノを料理人に作らせるとナイジェルは部屋を飛び出して行く。

熱が下がった事により食欲が出てきた。

「まだ、夜も早い。食べたら、また寝るんだぞ」

当直はどっち?とカイトに訪ねられ

ジェフリーは無防備な唇にキスをしてから「おまえさんの恋人だよ」
と、頬を赤らめるカイトの反応を楽しむ

「だが、ナイジェルに当直を替わってもらうべきかな」

「なんで・・・・・・・?」

「こんなことをしていたら、おまえが眠れないだろう?」

「我慢って言葉を知ってる?」

「誰よりも知っているさ。おまえを前にして、キスだけにとどめているんだからな
いい子にしているから、ご褒美をくれ」

ジェフリーは笑みを刻んだままの唇を、ふっくらとして柔らかなカイトのそれに重ねた。

カイトが側にいてくれれば、いつだって幸せな気分になれるのだ。



チキンフィレサンド!
食べ物て思い出に繋がりますよねー。

ジェフリーとナイジェルには半分にして食べていたあの頃があり
カイトは似たような匂いに刺激され、この時代には無い未来の食べ物
チキンフィレサンドを思い出す。


絡みあった時間が元にもどる時が来るのかどうか判らないけど
その時まで登場人物が幸せであればいいな~~と思う。

幸せばかりで、お話としては、どうかと思うけど・・・・・




マリンの回し者じゃないけど・・・・忘れないように

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