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2009年09月20日 (日) | Edit |
私の持つイメージでは玄上さんは繊細な文章を書かれる作家さんです。

先日読んだ西野花さんの本とは両極端な物語です。


さて、『銀とシュガースノー』を購入されて読み終えた方は
不可聴域/玄上八絹さんのHPへ
パスワード制ですがおまけ小説が読めます。


 23歳のピアノ調律師×進路で揺れる高校3年生  


銀とシュガースノー (幻冬舎ルチル文庫)銀とシュガースノー (幻冬舎ルチル文庫)
(2009/09/15)
著者:玄上 八絹/イラスト:高城たくみ

商品詳細を見る




STORY

両親の離婚によって、血のつながらない叔父の家に居候することになった秋彦は、
大学進学かパティシエになるため専門学校に進むかで頭を悩ませている高校生。
だが居候先にいたのは、予想以上に若い叔父・守柯だった。
ピアノの調律師である守柯は、5つしか歳の違わない秋彦を子ども扱いして冷たくあしらう。
そんな守柯に孤独の影を見た秋彦は…。


簡単な感想を・・・・・・ wan book
高校3年生で11月という大事な時期に両親が離婚した柚木秋彦は
母が仕事で渡米した事から
叔父『柚木守柯‐カミカ‐』の家に預けられる事になった。

父方の祖父の再婚相手の連れ子で、血のつながりは無いが戸籍上は叔父にあたる。


カミカの家はかなり散らかっていて、こんな部屋で生活してるのがイメージに合わない。
食費はタナにあるから適当に、洗濯も適当に、俺がいる時はオーディオ禁止などを言い渡される。

屋根と寝る空間を与えられただけの同居生活がスタートする。

秋彦はパティシエになるのが夢だった。
世界中の甘いものときれいなものを組み合わせて、
皿の前に座った人を、人生でいちばん幸せにできるものを作ること。
自分の大事なお姫様をその皿の前に座らせて、世界で一番幸せにしたい。

だが、本当にそれでいいのか・・・・・・未来を決めるにはまだ覚悟が足りない。

担任からはせっかく学力があるのだから
大学受験の手配だけはしておいたほうがいいと言われ
母はアメリカの大学に入ることを強く勧めた。


叔父のカミカは5歳年上でピアノ調律師をしてる。
家に3台あるピアノの中で一台のピアノが何故か音が調律されないまま放置されている。
カミカの友人、安東の話だとカミカも昔はピアノを弾いていたらしいのだが何があったのか・・・・


自分に未来に不安のある秋彦はカミカがどうして調律師を選んだのか
それと、家にかかってくる電話をカミカが拒否してる理由がとても気になっていた。

若さゆえ可能性があらゆる方向にむき、その中の一つを選びとれない高校生、秋彦と
秋彦と同じ頃、調律師を選びながらも、過去に目を背けつつ縛られてるカミカ

無関心に生活を送っていた所に秋彦が現れてからカミカは振り回されて行く
秋彦はカミカの不安定さに惹かれ、カミカを守りたいと思う気持ちがどんどん育って行きますが
将来の事も選べず、男として、まだ何もない自分に苛立ちます。

自分で決めて行く事が答えなら、選べないのも選択肢の一つ

カミカが過去に決着をつけに行く時、
秋彦も自分の気持ちを一つに決めて
将来とカミカを手に入れるために向かって行きます。


あんまりネタバレしてない感想でtt4.gif ホンマにごめんなさい 11.gif

【銀】とは調律に使う音叉の事で 音叉
カミカの事を現してると思います。

【シュガースノー】はお菓子の材料で砂糖が無いと生きられない秋彦の事ですが・・・・・

シュガースノーでタグってみると・・・・・ちとヤバイものが検索されちゃいます。08.gif


シーン的には
安東が秋彦をカミカの仕事先である
『男ばかりでお子様が行くには早い店』に連れて行くシーンが好きです。♥(。→‿←。)♥

著者あとがき
によりますと
攻撃性に優れた紫の上・属性(攻)または逆ギレジュリエットVS迎撃シンデレラなんだそうです。
読んでてあまりにも姫な二人なのでどっちが攻め?と不思議な感じでした。

秋彦は高校3年ではありますが、あと5年したら、きっと素敵な大人になると思います。

安東とマスターの攻め攻めな雰囲気でどっちが受け?
みたいなパターンも面白いかも(。→∀←。)キャハ♡


最後にカミカは調律されてなかったピアノ・ベーゼンドルファーを調律しベーゼンドルファー・ピアノ 
ビル・エヴァンスの名曲「ワルツ・フォーデヴィ」を弾きます。

ヒカルもこの曲が大好きで譜面を買ったのは高校生の時でした。

では、 Bill Evans『Waltz For Debby』 を貼り付けますので、宜しかったらお楽しみ下さい。 04.gif





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